子宮がん検診の適正な間隔

子宮がんの検診を受ける適切な間隔について知っておきましょう。

市町村が行っている検診の間隔は2年に1回が一般的です。一部の市町村では、40歳以下の場合には毎年としていることもありますので、詳しくはお住まいの地域の制度を調べてください。若年層の女性にとっての子宮の温存の重要性を考えると、40歳までは毎年の受診が好ましいでしょう。

したがって、地域では2年に1度しか受診できない場合、間の年については、婦人科で個人検診を受けるとよいでしょう。40歳以上になったら、2年に1回の間隔が基本となります。

子宮がんの死亡率を下げることはもちろんですが、妊娠や出産にも関わるものですので、今後子供を産むことを希望している場合には、より一層の注意が必要です。そのため、毎年の受診が望まれるのです。

ただし、クラスが高まれば、それだけ疑いが強まることになりますので、検診の間隔を指示されることもあります。そのため、たとえば半年後に検査を受ける必要が生じる場合もありますので、そうした場合には医師の指示を守っておきましょう。

また、子宮がん検診の間隔とは別の時期であっても、不正出血などの異常がある場合には、必ず病院で診断を受けてください。定期的に検査を受けることは大切ですが、それだけがすべてではありません。子宮頸がんの検査しかしていない場合には、子宮体がんの症状ということも考えられますので、過信は禁物です。