子宮筋腫と子宮がんの違い

同じ婦人科の病気として子宮筋腫と子宮がんがあります。女性にとっては無視することのできない病気ですので、それぞれの症状や治療の違いについて知っておきましょう。

症状として不正出血やおりものの異常が見られるという点においては共通しています。しかし、大きな違いとして、子宮筋腫は治療が不要な場合もあり、経過観察だけで済むことも多くありますが、子宮がんは治療が必要であるという点があります。

子宮筋腫の場合、多くの女性が持っているのですが、影響や自覚症状がない場合もあり、妊娠や出産においても妨げにならないことも多くあります。そのため、発見したらすぐに治療を開始しなければならないわけではありません。必要な場合には、薬物療法や手術を行うことになります。

薬物療法としては、GnRHアナログという薬を使うことや、鉄剤、痛み止めなどを用います。手術では、筋腫だけを摘出する方法と、子宮を全摘出する方法があります。このほかに、新しい方法としてFUSやUAEと呼ばれる治療法も一部の病院で導入されています。筋腫があったからといって、必ずしも深刻な事態を招くわけではない点に注意してください。

これに対し、がんは発見したら治療することになります。治療方法としては手術のほかに、抗がん剤による化学療法と放射線治療があります。早期発見できれば治癒も十分に可能ですが、発見が遅れれば命に関わることになります。また、部位によって頸がんと体がんに分けられ、一般的に行われている検診では頸がんの検査しかしていません。

ちなみに、死亡率や生存率はステージごとに見ていくことで、患者さんの目安にすることができます。たとえば、2期の患者さんであれば、2期の数字を見ることは参考になります。しかし、年齢や全身状態など様々な条件が異なることも事実です。あくまでも参考程度にとどめておくべきで、過信しないようにしてください。症状が進行してくると厳しい数値になっていきますが、治るという希望を失ってしまっては元も子もありません。

体に異常があって婦人科を受診する際には、あまり先入観を持たず、客観的に不調の内容や時期について専門医に伝えるようにしましょう。情報が偏ってしまうと、正確な診断の妨げになってしまいかねません。

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