子宮がんと腹水子宮がんの中でも、子宮体がんの場合、症状が進行するとこの腹水のに癌細胞が見られるようになります。この段階で、病期(ステージ)は3a期となります。3期の中ではもっとも早期に該当しますが、すでに進行してしまっている状態となります。 腹水とはお腹のなかにたまる水です。腹膜によって袋のようになっている中に、健康な方でも腹水が常にたまっており、腸が動く時の潤滑油の役割を果たしています。通常なら少しずつ出てきて、また吸収されるため、一定量を保ちます。 しかし、病気になると腹水の量が多くなってしまうことがあります。子宮がんの場合には、癌細胞が検出されるようになることもあるのです。 完治のためには早期発見が重要であるとされていますが、ここまで進行してしまうと、初期症状とは呼べません。理想としては、もっと早い段階で治療を開始しておきたいところですが、手遅れという段階でもありません。専門医と相談して、治療方針を決定しましょう。 治療としては、手術と放射線療法、化学療法、ホルモン療法があり、それぞれを組み合わせることもあります。 |
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