日本癌治療学会が患者に開かれる

日本癌治療学会と言えば、患者さんには活動の内容が見えづらい団体でしたが、学術集会に患者さんや支援者を招待することで、開かれていく傾向が見えてきています。

すべての内容を理解することはできなくても、日本癌治療学会でどのような研究や話し合いがなされているかを知るだけでも、患者さんにとって希望となることもあるでしょうし、よい傾向でしょう。子宮がんも含め、情報を積極的に公開してもらえればと思います。

以下はYahoo!ニュースからの引用です。

「学術集会に患者ら招待=積極参加で「協業」を−癌治療学会
7月8日19時47分配信 時事通信

 日本癌治療学会は8日、横浜市で10月に開催する第47回学術集会の概要を発表した。従来は専門家による研究発表の場だが、今回初めて患者と医療者との「協業」をプログラムに取り入れ、全国のがん患者・支援者50人を招待するほか、患者らが参加するシンポジウムを開く。

 がん対策を進めるには患者の参加が重要とされ、2007年4月施行のがん対策基本法にも盛り込まれた。プログラムに協力する埴岡健一日本医療政策機構がん政策情報センター長は「協業はまだ十分広がっていない。1歩2歩進む形になれば」と話している。」

こうして、閉鎖的な体質の組織が開放的になっていくのは、患者さんにとってもプラスですね。ともすれば、身内の利益を優先させるイメージのある医療業界も、外の空気を入れて透明性を高めることで、いわれのない疑いに悩まされることが少なくなるのではないでしょうか。

どうしても医療業界は公的な側面が強く、一企業や1つの法人の出来事では済まない部分があります。そういった意味でも、日本癌学会の変化は個人的にも期待を寄せています。今後の動きも要チェックですね。

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